肩こり・腰痛

＜肩こり＞
頭の重さは約５～６キロもあります。そんな重い頭を首と肩で支えているため､首こり､肩こりになるのです｡

肩こりといっても、その原因は、人によりさまざまで､「同じ姿勢」「眼精疲労」「運動不足」「ストレス」､これらが肩こりの中でも特に多い原因とされています。

主な症状として首から肩または背中にかけて「凝っている」「張っている」「痛い」といった症状のほか、頭痛、めまい、吐き気などを伴うことがあります。

肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、僧帽筋という首の後ろから肩、背中にかけて付着している大きな筋肉がその中心となります。

僧帽筋以外の原因では、首や背中が緊張するような前傾姿勢でのパソコン等の事務作業、姿勢が悪い、なで肩、カバンによる肩への負荷、冷房で身体が冷えるなどがあげられます｡
また最近では、肩こりと血圧の関連も注目おり､低血圧の方に肩こりが多いとされていましたが､実際は高血圧の方も少なくないのです。

ご自宅でも出来る肩こりの予防は、蒸しタオルなどで肩を温め、筋肉の血行促進し、疲労をとることや、シャワー浴で済まさず湯船に浸かり、身体を温める。その他同じ姿勢を長時間続けないように心掛け、適度な運動を行うことです。
他に、気分が落ち込みやすい女性は注意が必要です。

＜腰痛＞
国民の１０％以上が腰痛をかかえて男性５７％・女性５１％が腰痛を体験しています。しかし腰痛を訴える患者さんの８割が原因不明で、神経や関節の炎症が引き金になっています。人間が二本脚で歩き、日常生活を送る以上仕方がない病かもしれません。

＜ギックリ腰（急性腰痛症）＞
症状名で、腰椎の間にある軟骨のけが（損傷）である椎間板障害、腰椎間の関節の捻挫、筋膜性・仙腸関節性・神経性など様々な要因で起こります。

＜坐骨神経痛＞
坐骨神経に炎症が生じ、お尻や太もも、すね、ふくらはぎ脚にかけてシビレや痛みを感じます。
坐骨神経は腰から足にかけて伸びる人体の中で一番太い神経で、圧迫や刺激を受けると症状が現れます。
腰から臀部、太ももに症状が現れることが多く、ふくらはぎから足先に鋭く電気が走った様な痛みや腫れ、ふくらはぎの張り、冷感、灼熱感、足のだるさなどがあります。

進行すると慢性的な痛みが続き、重度になると排尿排便障害になることもあり、特に中高年に多く見られる腰痛です。
もっとも多いのが椎間板ヘルニアによって、坐骨神経の出発てんが圧迫されて起こる場合と脊柱管狭窄症や坐骨神経が圧迫される梨状筋症候群など様々です。

＜症状＞
・お尻から足にかけて痛い。
・長時間立つことが辛い。
・腰を反らすと、足に痛みやシビレを感じる。
・お尻が痛く、座り続けるのが困難。
・足に痛みが出て、長時間歩けない。

＜治療＞
症状改善の為に、体幹の筋力強化。姿勢の保持・歪みを除去。
一人一人に合ったトレーニングで、弱くなった筋力UPへのアプローチ。
腰部以外の筋肉・関節をスムーズにさせ腰への負担を軽減させるストレッチ。
高電圧刺激療法（ハイボルテージ）と微弱電流刺激療法（MKR）損傷部分の治癒促進作用を使用。鍼灸治療（鎮静作用）。
カイロプラクティック（骨盤矯正、全身の歪みを修正）により、身体がスムーズに機能していくように体にインプットさせ、症状や痛みが起こらない身体作りをサポートしていきます。